321.John Coltrane / My Favorite Things(1998年 / 1361-2)
Impulse!ものはいまだにVinyl盤のままで Vinyl盤から切り替えたのは このAlbumだけ。
Saxで真っ先に井上忠夫さんとSam"The Man"Taylorを思い浮かべる私には Sopranoの音色は新鮮でした。
Seets Of Sound(音の敷布:空間を埋めつくすように音符を連ねるアドリブ)は純粋に個人の鍛錬の賜物。
Wall Of Soundとは異なる崇高さが 私には少し負担ですが このAlbumは親しみやすく 今でも愛着が。
322.Maria Muldaur / Maria Muldaur(1990年 / WPCR-2619)
Hard RockやGlam RockやCountry Rock同様 Rockの成熟化・細分化の中で 日本ではAmerican Roots RockというGenreが形成されているようです。
もちろんRockの本当のRootsではなくて 手軽にAmerican Musicの根源に触れたと思わせる疑似体験もの。
American Roots MusicやAmerican Folk Musicとは別の概念とは思いつつ この歌声には抗し難い魅力が。
323.Dr. John / Gumbo(1990年 / 7567-80398-2)
New Orleansで思い浮かべるのは スイングジャーナル誌でもお馴染みの外山喜雄、恵子夫妻とEddie Hodges。
Leon Russelに比べて 私にはちょっと濃すぎるようで あの声も私の許容範囲を超えていたかも。
何時頃遭遇したのかは定かではありませんが Nightripper時代の出立ちがArthur Brownを想起させ 「怪しい奴」という先入観がいまだに抜けきれません。
324.Syd Barrett / Barrett(1990年 / CDP 7 46606 2)
私の中では「こんなわけのわからない物を聴く僕って凄い」路線ということか。
真の天才を見抜くことのできない凡庸な人から見た判り易いStereotypeな天才という位置付けかも。
その証拠に 気が付けば私の手許には Syd Barrettが2枚も...
325.Rupert Holmes / Partners In Crime(1992年 / MVCM-303)
Chartものの音源確保という意味合いが。さらに世間から「健全な音楽嗜好の持ち主」と思われるためにも必須Itemかと。
耳障りなところのない音と軽い乗りは 大昔のイージーリスニング同様 日本人の好みにぴったり。
Ajaですと ついWayne ShorterのSoloに聞き入ったりと 聞き流せない部分が。用途を考えれば このAlbumの方が優れていると言えそうです。
326.Eric Burdon & Animals / Winds Of Change(1994年 / OW 30335)
Vinyl盤の傷が目立ち渋々CDを購入。通常 この種のAlbumは1回聴いた後は棚へ。(所謂 確認買い)
その中では余程愛着があるようで 時々無性に聴きたくなって 引っ張り出してきてしまいます。
つらつら惟みるに 私がViolinものが好きなのは このAlbumのJohn Weiderがきっかけだったのかも。
そして何と言ってもPaint It Blackです。30年ほど昔 水上はる子女史も Rolling StonesのCoverの中では Chris FarloweのOut Of Timeとともに本家を凌ぐ出来だとおっしゃっていました。
327.Family / Music In A Doll's House(1987年 / SEECD100)
こちらもかなりVinyl盤が痛んでいたので やむなく買い直しということに。
初期のDeep PurpleがVanilla Fudgeの焼き直しのような印象だったのに比べ こちらにはTraffic系統の新鮮な驚きがありました。
やはりRic GrechのViolinに惹かれるものが。 もちろんVocalには吃驚仰天でした。
328.Man / Revelation(1989年 / SEE CD 274)
なんと言ってもEroticaですね。Je T'aime....Moi Non Plus / Jane BirkinのRock版として名高い?楽曲。
他の曲はまずまず真っ当な音作りですが Eroticaだけが突出してしまいました。
Jeff BeckのHi Ho Silver Liningやアンドレ・カンドレのカンドレ・マンドレのようなものでしょうか?Hot LegsのNeanderthal Manとは違って私の許容範囲内のようですが...
またUSAにもManがあり そちらの方が先に紹介されていたのも 日本では少々不運だったかも。
329.Gun / Gun(2008年 / EICP 1064)
悪魔天国です。最初の解説は星加女史だったようで その解説をちょっと読んでみたい気もしたのですが。
また ニューミュージック・マガジンで とうよう翁が高く評価したことも記憶に残っています。(1969年11月号 86点)
Vanilla Fudge / RenaissanceやCreamの痕跡をとどめつつも 進化の度合はVanilla FudgeのNear The BeginningやRock & Rollを凌駕していたかも。ただLed Zeppelinの登場で全てが白紙に...
330.Flo & Eddie / Illegal, Immoral And Fattening(1992年 / A22673)
Zappa関連なので GTO'sをちょっと照れてしまうCDですに選別したことを思い出して一瞬躊躇。
ただ 何しろHappy TogetherとElenoreのTurtlesなので 当然Flo & Eddieは定番中の定番だと再確認を。
それにしても立派なお腹ですこと。
331.Haris Alexiou / Anthology(2006年 / 0946 371627 2 9)
ハリス・アレクシーウさんはアマリア・ロドリゲスさんに比べ語感が今ひとつですね。ということで 私の中の女性歌手のBest3からは外れますが 多分今でも現役と思われる皆さんの中では Fairuzさんなどと同等の評価を。
これはMINOS-EMI盤で 日本でも馴染みの「深い祈りをこめて Di Efchon」が O Bless The Saints(US盤でWith Blessing)となるなど なかなか分りづらいですが...
332.榎本健一ほか / 懐かしの浅草オペラ(2008年 / KICS 8160/1)
「キングアーカイブシリーズ」の中から一枚と思って。もちろんエノケンさんや田谷力三さんがお目当て。
と言っても 私がお二人を認知した時期は エノケンさんは「渡辺のジュースの素」で 田谷力三さんは 晩年の「恋はやさし野辺の花」を歌う姿。
「アーカイブシリーズ」では「歌と音でつづる明治」や「大正の流行歌」もちょっと気になります。
333.Gennady Rozhdestvensky / Shostakovich Symphony No.5 In D Minor OP.47(1988年 / CDMC-1036)
ワーグナーの「ワルキューレの騎行」 ホルストの「惑星」ドヴォルザークの「新世界より」ラヴェルの「ボレロ」などとともに 大昔のRock音楽愛好家のお気に入り楽曲。
ソビエト国立文化省交響楽団を指揮するのはゲンナジー・ロジェストヴェンスキー。
特に「第4楽章」の情熱的でドラマチックな演奏は 昔のHR/HM愛好者の心の琴線にふれます。(私は第4楽章ばかり聞いています)
334.荒木一郎 / Vintage Collection (1989年 / VDR-25188)
「空に星があるように」「今夜は踊ろう」「いとしのマックス」「朝まで待とう」辺りがお目当て。「君に捧げん」が抜けていますが...
小桜葉子さんのご子息の華やかな表舞台での活躍と対照的に 荒木道子さんのご子息は裏舞台での活動に軸足を移していきます。(もちろん婦女暴行騒動の影響もありました)
時の経過と共に加山雄三さんの退色が著しい一方で  改めて荒木一郎さんの独自性・特異性・普遍性に耳目が集まりつつあるようです。
335.Public Image Limited / Public Image/Second Edition (2003年 / 07243 583347,50)
悪名高いCCCD発売時の目玉商品だったのかも。投売りされていたのでつい食指が...
Sly & Robbie, Scientist, Dennis Bovellに比べ 瞬発的な音の刺激は足りないものの Keith LeveneやJah Wobbleは 全体像の構築においては大健闘。
ただ評価の高いSecond Editionで 肝心のJohn Lydonが天賦の強靭な喉を持て余し気味なのがちょっと気になるところ。大昔Eric Burdon師がPsychedelic時代末期に 同様の隘路に迷い込んでしまったことを うっかり爺は思い出してしまいました...
336.Kevin Ayers-John Cale-Eno-Nico / June 1, 1974 (1990年 / IMCD 92)
Kevin AyersのConcertに豪華?Guestが参加ということで 歌舞伎や落語の襲名披露公演のような趣。
ただ プロレスのバトルロイヤルと同じで 顔ぶれ自体はそれなりに豪華ですが(もっとも華やかさに欠けますが) 個々の演奏密度はやはり薄まってしまいますね。
やはりプロレスは一対一かタッグ・マッチ位の方が面白いのと同様 Kevin AyersはさておきEnoNicoJohn Cale辺りは それぞれAlbum単位で聴きたくなってしまいますね。
337.Generation X / Perfect Hits 1975 - 1981 (1996年 / TOCP-3234)
「ジェネレーションX / ダグラス・クープランド」より一世代前ということに。認知度はどちらに軍配が?
Billy Idol君の存在に何となく胡散臭さが漂うものの BassのTony James君はじめ歯切れのよい演奏。
Wild Youth, One Hundred Punksなどがお気に入り。ということで 本当は1stを持っていれば充分だったかも。
三大Generationもの「My Generation」「ラブ・ジェネレーション」「Blank Generation」には及ばないものの 「Your Generation」も中々乙な仕上がり。もっともBlack Eyed Peasの「Now Generation」に追い抜かれたかも。
338.Al Green / Let's Stay Together (2001年 / VICP-61684)
一応Let's Stay Together(Albumではなくて曲)で慣れ親しんでいたので それなりの敬意を払っておりました。
とは申すものの 第7回東京音楽祭に際し Belle(邦題:愛しのベル)の貫禄十分の歌唱で 格の違いを見せつけたグランプリ受賞にはどことなく違和感を覚えました。Green御大はGuest出演で良かったのでは?
Kate BushちゃんやDebby Booneちゃんに加え Barbara DicksonやEmotionsも出場していたのですから。
339.笹みどり / 全曲集 浪花人情 / 嫁がせた日に  (1989年 / ZV-103)
内緒かもしれませんが 1947年(昭和22年)生とのこと。私が知っていたのは「下町育ち」と「女の絶唱」ぐらい。
「母と呼べずにわが子と抱けず」や「そんなに私がわるいでしょうか」など 今の時代は言うまでもなく この時代でも若干時代錯誤とも思える耐える女性たち。
もちろん それを承知の上での確信犯的したたかさが逆に強みかと。
340.加川良 / 教訓 (1995年 / TOCT-8954)
同じく1947年(昭和22年)生。 「教訓T」「あきらめ節」「赤土の下で」「ゼニの効用について」辺りは Vinyl時代もAll Japan Folk Jamboree '71全日本フォークジャンボリーライブ 第1集などのAlbumやラジオで親しんでいた曲ということに。
「青くなってしりごみなさい にげなさい かくれなさい」といった言葉に 団塊の世代の次の私たち(しらけ世代・新人類)は共感を覚えたものです。
「女のくさったの」や「女々しく 女々しく」といった言葉遣いは 笹みどりさんと同世代だという証か。ただこちらは職業作詞家と異なり無意識と思われ 鳩山さんの「友愛」に似た無邪気で無防備な印象が。

     

                                    
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